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2023.07.14 |
咀嚼によるメリット10選:その② |
2023.07.14
咀嚼によるメリット10選:その②
加藤デンタルオフィスです。
本日の記事では、「噛むことの意義」の10項目のうち、後半の5つをご紹介します。
6:認知症への対策
あごをしっかり動かして噛むと、脳に刺激が伝わり、認知症の予防に寄与します。脳の神経伝達がスムーズでないと、アルツハイマー病をはじめとした認知症のリスクが高まります。そのため、日々の食事時にはあごをしっかりと使い、脳に刺激を送ることが大切です。
7:老化の防止
噛むことは、脳の老化だけでなく外見の老化も防ぎます。しっかりと咀嚼することで、舌、頬、口元、こめかみなどの筋肉と皮膚が鍛えられ、柔軟性が保たれ、シワやほうれい線の出現を抑えることが可能となります。また、あごのラインも引き締まります。
咀嚼が不足すると、肌や筋肉が硬くなり、たるみやすくなります。美を意識するなら、しっかりと噛むことを心がけましょう。
8:視力低下の予防
噛む行為は、目の周囲の筋肉を活動させ、血行を促進します。これにより、老眼や目の疲れのリスクを軽減できます。特に、パソコンやスマートフォンを長時間使う方は、食事時に噛む回数を増やすことを意識しましょう。
ただ、視力低下の予防は噛むことだけで完璧にはなりません。画面に近づきすぎない、パソコン作業の合間に休憩をとるなど、さまざまな工夫が必要です。
9:ガンリスクの低減
唾液にはペルオキシダーゼという酵素が含まれ、食品中の活性酸素や発がん物質を抑制します。
噛むことであご周辺の大きな唾液腺から唾液が十分に分泌され、ガンのリスクを下げることが可能です。
10:不安症やうつ病の予防
噛む行為は、セロトニンという「幸せホルモン」の生成量を増加させます。セロトニンは、睡眠の質を高めたり、不安症やうつ病を予防する効果があります。睡眠に問題を感じている方は、日々の食事でしっかりと噛むことを確認しましょう。
心が沈んで食欲がなくなることもありますが、そうした時こそ、食事を摂らずには体調がさらに不安定になり、噛む機会も減ってしまいます。気分が落ち込んでいても、食事はきちんと摂ることが重要です。
以上が「噛むことの意義」の10項目のうち、後半の5つです。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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