群馬県高崎市インプラント治療(歯を失った/噛めない)専門|加藤デンタルオフィス

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2024.11.07

歯ぎしりがインプラントに与える影響は?長持ちさせるための対策とは?

2024.11.07

歯ぎしりがインプラントに与える影響は?長持ちさせるための対策とは?

こんにちは。加藤デンタルオフィス高崎です。

「夜中に歯を食いしばってしまうかも…」「歯ぎしりがインプラントに悪影響を与えないか心配」「インプラント治療を受けたいけれど、歯ぎしりがあるから不安…」そんなお悩みをお持ちではありませんか?歯ぎしりはインプラントに強い負担をかけることがあり、長期的なトラブルにつながることもあります。

今回は、歯ぎしりがインプラントに与える影響や、トラブルを防ぐための対策について詳しくご紹介します。インプラントを安心して長く使っていただけるよう、ナイトガードやセルフケアのポイントなどもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

 

1.こんなお悩みありませんか?

歯ぎしりや食いしばりがあると、インプラント治療への影響が気になりますよね。歯ぎしりは、知らないうちに歯や顎に強い力をかけてしまうことがあり、特にインプラント治療を検討している方にとっては心配の種になることが多いです。そこで、ここでは「歯ぎしりがインプラントにどのように影響を与えるか」「どのような対策があるか」についてお話ししていきます。

 

夜中に無意識に歯を食いしばっている気がする
朝起きたときに顎が重たく感じたり、歯が痛むようなことはありませんか?これらの症状は、夜間に無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしている可能性を示しています。歯ぎしりによる力は非常に強く、通常の咬合力を大きく上回ることもあります。こうした負荷が続くと、天然の歯だけでなくインプラントにも影響を及ぼすことがあるため、早めの対策が重要です。

 

歯ぎしりがインプラントに悪影響を与えるか不安
インプラントは丈夫な材料で作られており、噛む力に耐えるように設計されていますが、長時間にわたる過度な力はインプラント周囲の骨やかぶせ物にダメージを与える可能性があります。特に、歯ぎしりや食いしばりは、歯や顎の骨、さらにはインプラントの安定性に影響を与えることがあるため、適切なケアや保護が必要になります。ナイトガードを使用することで、負荷を軽減する方法もあります。

 

インプラント治療を受けたいけれど歯ぎしりが心配
歯ぎしりや食いしばりがある場合でも、インプラント治療は可能です。ただし、治療後のインプラントを保護し、長持ちさせるために、歯ぎしり対策が重要となります。ナイトガードや定期的なメンテナンスを行うことで、インプラントへの負担を減らし、周囲の歯や組織を守ることができます。歯ぎしりが気になる方も、歯科医師と相談しながら安心して治療を進めていきましょう。

 

歯ぎしりや食いしばりがある方にとって、インプラント治療は特別な注意が必要です。私たちがサポートいたしますので、不安や疑問があれば、ぜひお気軽にご相談ください。患者様一人ひとりに合わせた最適な治療計画とケア方法で、安心して治療を受けられるようお手伝いします。

 

2.歯ぎしりとは?その原因と仕組み

歯ぎしりは、多くの方が気づかないうちに行ってしまう習慣で、特に夜間の無意識な歯ぎしりは、歯や顎に大きな負担をかけます。インプラントにも影響を与える可能性があるため、歯ぎしりの原因や仕組みについて知っておくことはとても大切です。

 

歯ぎしりのメカニズム:どうして起こるのか?
歯ぎしりが起こる原因は一つではなく、複数の要素が関わっています。

    • 無意識の緊張や、日中のストレスが夜間に表れやすく、歯ぎしりの原因になることがあります。
    • 睡眠中に体が無意識に反応し、歯を噛み締めてしまうことで、顎に大きな負担がかかります。

 

ストレスと歯ぎしりの関係
歯ぎしりは、日常生活のストレスや緊張がきっかけで引き起こされることが多いです。

    • 現代社会では、仕事や家庭、生活習慣の中で抱えるストレスが多く、知らず知らずのうちに歯ぎしりを引き起こしていることがあります。
    • ストレスを適切に解消する方法がなかったり、リラックスする時間が少ないと、寝ている間にそのストレスが表れ、歯ぎしりをしてしまうこともあります。

 

噛み合わせや姿勢が引き起こす影響
歯ぎしりは、歯の噛み合わせや姿勢が関係していることもあります。

    • 歯並びや顎の位置にズレがあると、噛み合わせが不安定になり、そのズレを無意識に修正しようとして歯ぎしりをしてしまうことがあります。
    • さらに、普段の姿勢や頭の位置が悪いと、顎や顔の筋肉に緊張が生まれ、それが夜間に歯ぎしりとして現れることもあります。

 

歯ぎしりは、一見健康とは関係のないように見えるものですが、長期的には歯やインプラントに大きな影響を与える可能性があります。歯ぎしりがインプラントに及ぼす影響や予防策についても、しっかり理解しておくことが重要です。

 

3.歯ぎしりがインプラントに与える影響とは?

歯ぎしりは、特に夜間に無意識のうちに起こりやすく、インプラントにとっても大きな負担をかけることがあります。インプラントを長持ちさせるためには、歯ぎしりによる影響を理解し、適切な対策を講じることが重要です。ここでは、歯ぎしりがインプラントに与える主な影響を3つのポイントに分けてご説明します。

 

インプラントの破損リスク

長期間にわたって歯ぎしりや強い食いしばりが続くと、インプラントにかかる負担が増え、破損のリスクが高まります。

  • 夜間の歯ぎしりの影響:無意識に強い力が加わることで、インプラントや人工歯の素材に大きな圧力がかかり、欠けたり破損する可能性が高くなります。
  • 耐久性への影響:硬い素材で作られたインプラントであっても、強い圧力が長時間かかると耐久性が低下し、早期に修理や交換が必要になることがあります。
  • 修理・交換のコスト:インプラントの破損は、追加の治療や費用が発生する可能性があるため、歯ぎしり対策が重要です。

 

インプラント周囲の組織へのダメージ

歯ぎしりはインプラント自体に留まらず、インプラントを支える歯茎や骨にも悪影響を与えることがあります。

  • 歯茎の炎症:歯ぎしりが続くことで、インプラント周囲の歯茎に負担がかかり、炎症や腫れ、痛みが生じやすくなります。これは、インプラント周囲炎の原因にもつながります。
  • 支える組織の弱化:歯ぎしりによってインプラントを支える組織が次第に弱まり、インプラントの安定性が低下してしまう恐れがあります。
  • インプラントの動揺:支える組織がダメージを受けると、インプラントの固定力が弱まり、結果的にインプラントがぐらつくことがあります。

 

顎の骨への影響と骨吸収のリスク

歯ぎしりによって顎の骨に継続的な圧力がかかると、骨が少しずつ減少していく「骨吸収」という現象が進行することがあります。

  • 骨の減少とインプラントの安定性:骨吸収が進むと、インプラントの固定が弱まり、長期的な安定性に悪影響を及ぼします。
  • インプラント脱落のリスク:骨吸収が進行しすぎると、インプラントが抜け落ちる可能性もあり、再度のインプラント治療が必要になる場合があります。
  • 顎骨の健康維持:骨吸収を防ぐためには、定期的な検診と早期の歯ぎしり対策が重要です。

 

歯ぎしりがインプラントに与える影響は大きく、特に長期間の圧力がかかることで、インプラントの寿命や安定性が損なわれるリスクがあります。インプラントを長持ちさせ、快適な噛み心地を保つためにも、歯ぎしりが気になる方はナイトガードの着用やストレス管理など、適切な対策をしっかりと講じることが大切です。

 

4.歯ぎしりでよく起こるインプラントのトラブル

歯ぎしりは無意識のうちに歯や顎に強い力がかかるため、インプラントにも影響を与えることがあります。ここでは、歯ぎしりによってよく見られるインプラント関連のトラブルについて説明します。

 

インプラントのぐらつきや脱落
歯ぎしりの強い圧力は、インプラントそのものに負担をかけ、周囲の骨や組織が徐々にダメージを受ける原因になることがあります。

    • インプラントがぐらつき始めると、噛む力をしっかり受け止められなくなり、最悪の場合、脱落する可能性もあります。
    • 特に治療後、骨とインプラントが定着する過程で歯ぎしりが続くと、正常な定着が妨げられ、インプラントの安定が損なわれる恐れがあります。

 

被せ物の破損やアバットメントの緩み
歯ぎしりによる強い力が被せ物やインプラントの接続部分(アバットメント)にも負担をかけ、破損や緩みが発生しやすくなります。

    • インプラントの上部に装着されている被せ物が割れたり、アバットメントが緩んでしまうと、修理や再装着が必要になり、時間とコストがかかることもあります。
    • また、破損や緩みにより噛み合わせが悪化すると、さらに歯ぎしりがひどくなるケースもあり、悪循環に陥りやすくなります。

 

インプラント周囲炎の発症リスク
歯ぎしりによる過度の圧力は、インプラント周囲の歯ぐきや骨にも悪影響を及ぼし、炎症を引き起こすリスクを高めます。

    • この状態を「インプラント周囲炎」と呼び、自然の歯でいう歯周病に近いものです。放置すると骨の吸収が進み、インプラントの安定性がさらに低下してしまいます。
    • インプラント周囲炎が進行すると、歯ぐきの腫れや痛み、さらにはインプラントの脱落にまでつながることがあるため、早期発見と治療が重要です。

 

歯ぎしりが原因で起こり得るインプラントのトラブルには、早めの対策が不可欠です。歯ぎしりをコントロールするためには、ナイトガード(マウスピース)の使用や定期的なメンテナンスが効果的です。

 

5.インプラントと天然歯の違い:歯ぎしりの影響を受けやすい理由

インプラントと天然歯には、歯ぎしりなどの負担を受ける際に大きな違いがあります。特に、インプラントが歯ぎしりの影響を受けやすい理由は、その構造と働き方にあります。以下では、インプラントがなぜ負荷に弱いのか、天然歯とどのように異なるのかをご説明します。

 

天然歯には「歯根膜」があり衝撃を吸収している
天然歯の根の部分には「歯根膜」という組織があり、これは歯の土台となる骨と歯根の間に挟まっているクッションのような存在です。この歯根膜のおかげで、天然歯は噛むときの圧力や歯ぎしりによる力を緩和し、衝撃を吸収しています。

    • 歯根膜は弾力性を持ち、天然歯が噛む力を受けたときに少し動いてくれるため、その圧力が直接骨に伝わらないようになっています。
    • これにより、天然歯は強い力を受けても安定性を保ちやすく、長期間にわたり健康な状態を維持しやすくなっているのです。

 

インプラントには歯根膜がなく、力が直接伝わる構造
インプラントは骨に直接固定されており、天然歯にあるような歯根膜がありません。つまり、噛むときの圧力や歯ぎしりの力がそのまま骨に伝わるため、負担を吸収する仕組みが少ないのが特徴です。

    • 歯ぎしりや食いしばりで強い力がかかると、その負荷がダイレクトにインプラント周囲の骨に伝わり、骨や周囲の組織に負担が集中します。
    • インプラントは噛む力に対して強度を持っていますが、天然歯のように力を分散する歯根膜がないため、繰り返される負荷によって周囲の骨が少しずつ吸収されてしまい、インプラントの安定性が損なわれるリスクが高まります。

 

インプラントが負荷に弱い理由と注意点
インプラントは強固に骨と結合しているため、通常の噛む力には耐えられますが、歯ぎしりによる過剰な力には弱い側面があります。噛む力が局所的に集中すると、インプラントやその周囲にトラブルが発生しやすくなるのです。

    • 過度な圧力が加わると、インプラントのぐらつきやアバットメント(インプラントと被せ物をつなぐ部品)の緩み、被せ物の破損などが起こる可能性があります。
    • インプラント周囲の骨にも悪影響が出ることがあり、長期間の圧力がかかると骨が吸収され、インプラントの支えが弱くなってしまいます。
    • このため、歯ぎしりの癖がある方にはナイトガード(専用のマウスピース)の装着をおすすめします。ナイトガードは歯ぎしりの際にかかる力を分散し、インプラントや周囲の組織への負担を和らげてくれます。

 

インプラントと天然歯には、こうした違いがあるため、インプラントを長持ちさせるためには歯ぎしりへの対策が非常に大切です。

 

6.歯ぎしりが引き起こす他のリスクと悪影響

歯ぎしりは、インプラントだけでなく、口や体全体にさまざまな影響を及ぼすことがあり、場合によっては大きな負担となることもあります。歯ぎしりによる圧力や摩耗が原因で、長期的に健康リスクが高まったり、日常生活に支障を感じることも少なくありません。ここでは、歯ぎしりによる影響をいくつかのポイントに分けて説明いたします。

 

顎関節症(あごの関節の痛みや不調)
歯ぎしりによって顎に過剰な負荷がかかると、「顎関節症」と呼ばれる症状が現れやすくなります。顎関節症は、あごの関節がズレたり、痛みが出たり、異音がしたりする症状で、日常の食事や会話にまで影響を及ぼすことがあります。

    • 歯ぎしりの力があごの関節に集中し、痛みや開閉時の音が発生することがあり、症状が悪化すると口が開けづらくなることもあります。
    • 食事や会話の際に痛みを感じやすく、日常生活に不便さを感じることがあるため、症状が出ている場合は早めの対処が大切です。

 

知覚過敏や歯の破損リスク
歯ぎしりによって歯の表面が少しずつ摩耗し、冷たいものや甘いものにしみやすくなる知覚過敏が生じることがあります。また、歯の強い摩耗や圧力で破損リスクも高まります。

    • 歯のエナメル質がすり減ることで、歯の内部が露出しやすくなり、冷たい飲み物や食べ物、甘いものがしみやすくなることが多いです。
    • 歯ぎしりの強い圧力で歯が割れたり、詰め物やかぶせ物が壊れたりするリスクが高まり、治療が必要になる場合もあります。歯の破損は放置するとさらに大きな問題に発展することもあるため、注意が必要です。

 

頭痛や肩こりなど全身への影響
歯ぎしりは、顎だけでなく、肩や首、さらには頭痛にもつながることがあります。夜間の歯ぎしりが原因で筋肉が緊張し続けることで、起床時に疲労感や痛みを感じることもあるのです。

    • 顎の筋肉が過剰に緊張することで、首や肩周辺の筋肉まで硬くなり、肩こりや首の痛みの原因となることがあります。
    • 就寝中に歯ぎしりが続くと、頭部の筋肉にも負担がかかり、起床時に頭痛を感じる方も少なくありません。こうした不快な症状は、日中の集中力にも影響し、疲れやストレスの蓄積につながることがあります。

 

このように、歯ぎしりはインプラントの健康だけでなく、体全体にも多くの悪影響をもたらす可能性があります。歯ぎしりは単なる習慣や癖と考えられがちですが、健康全体に及ぼすリスクも大きいため、しっかりと対策を考えることが重要です。こうしたリスクを避けるためにも、歯ぎしりに気づいた時点で早めに専門医に相談し、適切な治療や予防策を取り入れることが、健康維持に大いに役立ちます。

 

7.自分でもできる歯ぎしりセルフチェック方法

歯ぎしりや食いしばりは、知らず知らずのうちに行っていることが多く、自覚がない場合も少なくありません。しかし、歯ぎしりはインプラントや天然歯にとって大きな負担となるため、早めの対策が重要です。以下のセルフチェック方法で、ご自身の症状を確認してみてください。

  • 朝起きたときの顎のだるさや疲労感
    • 歯ぎしりは就寝中に起こりやすく、顎に負担がかかります。そのため、朝起きたときに顎が重く感じたり、疲労感が残っている場合、歯ぎしりの可能性があります。
  • 歯や歯ぐきの痛み、詰め物のぐらつき
    • 強い噛みしめや歯ぎしりによって歯に強い圧力がかかり、歯や歯ぐきが痛むことがあります。また、詰め物が緩むこともあるため、注意が必要です。
  • 親しい人から歯ぎしりを指摘されたことがあるか
    • 睡眠中の歯ぎしりは、音として周りの人に気づかれることがあります。もし指摘されたことがあれば、歯ぎしりを行っている可能性が高いと考えられます。
  • 鏡で確認する歯のすり減りや欠け
    • 歯ぎしりによって歯がすり減ったり、欠けたりすることがあります。歯の表面が平らになっている場合や、歯に小さな亀裂が見られる場合、歯ぎしりを疑うべきです。
  • 首や肩のこりや頭痛
    • 歯ぎしりによる顎の緊張は、首や肩の筋肉にまで影響を及ぼすことがあります。朝起きたときに頭痛や肩こりを感じる場合は、歯ぎしりが原因かもしれません。

 

歯ぎしりとインプラントへの影響

歯ぎしりはインプラントにも大きな影響を及ぼします。インプラントは人工の歯ですが、強い圧力がかかることで接合部分が緩んだり、インプラント体に過度の負荷がかかると、寿命が短くなるリスクが高まります。歯ぎしりをしている患者様は、早めに対策を行うことが大切です。

 

歯ぎしりの対策としてのナイトガード

歯ぎしりや食いしばりの対策として、歯科医院ではナイトガード(マウスピース)の使用を推奨しています。ナイトガードを夜間装着することで、歯ぎしりの際に歯やインプラントへの直接的なダメージを軽減し、顎の負担を和らげることが可能です。

 

もし歯ぎしりや顎の痛み、歯のぐらつきに不安がある場合は、お気軽にご相談ください。加藤デンタルオフィスでは、患者様のお悩みに寄り添い、安心して治療に臨んでいただけるようサポートしています。

 

8.歯ぎしりの改善方法:インプラントを守るために

インプラントを長持ちさせるためには、歯ぎしりの改善がとても重要です。歯ぎしりは顎や歯に大きな負担をかけ、インプラントに悪影響を与えることがあります。ここでは、歯ぎしりを改善するための具体的な方法をいくつかご紹介します。

 

ナイトガードの装着で負荷を軽減

    • ナイトガードとは、夜間に歯を保護するための専用マウスピースのことです。寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしても、ナイトガードがクッションの役割を果たして歯へのダメージを減らしてくれます。
    • 特にインプラントが入っている場合、ナイトガードを使うことでインプラント周囲の歯や顎関節への負担を軽減できます。ナイトガードは患者様の口に合わせたオーダーメイドで作製されるため、快適に装着できます。

 

ストレス管理で歯ぎしりの根本的改善

    • 歯ぎしりは、ストレスが原因で引き起こされることも多くあります。日常生活の中でストレスが増えると無意識に顎を強く噛みしめてしまい、歯ぎしりが悪化することがあるため、リラックス方法を取り入れることが大切です。
    • リラクゼーションのために、深呼吸やストレッチ、適度な運動、趣味の時間を取り入れるなど、日常的にストレスを和らげる習慣をつくるのが効果的です。

 

矯正治療による噛み合わせの見直し

    • 噛み合わせの不具合が歯ぎしりを引き起こしている場合、矯正治療によって噛み合わせを改善することで、歯ぎしりが軽減されることもあります。
    • 矯正治療は歯並びを整えるだけでなく、噛み合わせを最適化することで、顎や歯にかかる負担を軽減します。特にインプラントが入っている場合、噛み合わせが整うとインプラントの持ちも良くなり、安心して長く使い続けられるようになります。

 

インプラントは天然の歯と同じように噛む力を支えるため、歯ぎしりの負担が大きいと破損やぐらつきの原因となります。ナイトガードやストレス管理、必要に応じた矯正治療など、適切な対策を取り入れることで、インプラントの健康を守りましょう。

 

9.歯ぎしり対策でインプラントを長持ちさせるための習慣

インプラントを長持ちさせるには、歯ぎしりを防ぐ習慣づくりが欠かせません。歯ぎしりは、知らず知らずのうちに歯と顎に大きな負担をかけ、インプラントにもダメージを与える可能性があるため、日々の生活の中で対策を心がけることが大切です。

 

生活習慣の改善とリラックス法

    • 歯ぎしりは、ストレスや日常の緊張が原因で引き起こされることが多いです。リラックスする時間を作り、ストレスをため込まないよう心がけましょう。
    • リラックス方法としては、次のようなことが効果的です:
      • 深呼吸や瞑想:心を落ち着け、リラックスする効果があります。
      • 適度な運動:ウォーキングやヨガなど、体を動かすことでリフレッシュできます。
      • 趣味を楽しむ時間:好きなことをする時間を作ることで、日々のストレスを和らげることができます。

 

姿勢や就寝環境の見直し

    • 姿勢の悪さは顎に負担をかけ、歯ぎしりにつながる場合があります。日中は肩の力を抜いて顎の緊張を和らげるよう意識しましょう。
    • また、寝るときの環境も重要です。例えば、枕の高さが合わないと無意識に顎に力が入ってしまうことがあるため、快適な枕やマットレスを選び、できるだけリラックスした状態で眠れる環境を整えることが大切です。

 

定期的なメンテナンスで早期発見と対処

    • 歯ぎしりがあると、知らぬ間にインプラントや歯周組織に負担がかかっていることが多いです。そのため、インプラントを入れている患者様には、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けていただくことが大切です。
    • メンテナンスでは、次のようなチェックやケアが行われます:
      • インプラント周囲の状態確認:歯茎の状態やインプラントの安定性を確認します。
      • 噛み合わせの調整:歯ぎしりによって噛み合わせが変わっている場合、適切な調整を行います。
      • ナイトガードの装着指導:就寝中の歯ぎしりからインプラントを守るためのナイトガードの使用も勧められます。

 

歯ぎしりは、インプラントや周囲の歯に少しずつ負担をかけ、長期間続くとトラブルの原因になることがあります。しかし、生活習慣の見直しやストレス管理、そして歯科での定期メンテナンスを心がけることで、インプラントをしっかり守り、快適な口腔環境を保つことが可能です。

 

10.よくある質問

インプラント治療を検討される患者様から、歯ぎしりに関するご質問を多くいただきます。歯ぎしりとインプラントの関係について、よくあるご質問にお答えいたします。

 

歯ぎしりがあってもインプラント治療は可能ですか?

    • はい、歯ぎしりがある方でもインプラント治療は可能です。ただし、歯ぎしりはインプラントに負担をかけるため、ナイトガードの装着や噛み合わせの調整が重要です。
    • 歯ぎしりの状態を確認し、インプラントに無理がかからないように治療計画を立てていきます。適切なケアを行うことで、歯ぎしりがあってもインプラントを長持ちさせることができます。

 

ナイトガードをどのように選べばよいですか?

    • ナイトガードは、歯ぎしりや食いしばりからインプラントを守るために使用されます。一般的に、患者様の歯並びに合わせて個別に作成するオーダーメイドのナイトガードをおすすめします。
    • オーダーメイドのナイトガードは市販品よりもフィット感が良く、効果的にインプラントを保護できます。適切な材質と厚さを選び、夜間の歯ぎしりからしっかりとインプラントを守ります。

 

歯ぎしりが原因でインプラントが破損することはありますか?

    • 歯ぎしりが強い場合、インプラントに過度な負荷がかかり、破損や緩みの原因になることがあります。しかし、ナイトガードの装着や治療計画での負荷分散によって、リスクを大きく減らすことが可能です。
    • 当院では、噛み合わせの調整を行い、インプラントが適切に力を受けられるようにしています。歯ぎしりがある場合でも、安全にインプラントを使い続けるサポートをいたします。

 

歯ぎしり対策は日中も必要ですか?

    • はい、日中の「食いしばり」もインプラントに負担をかける原因になります。日常生活で無意識に歯を強く噛みしめている場合は、意識的にリラックスを心がけましょう。
    • また、姿勢の見直しや、定期的な休息を取ることも効果的です。必要に応じて、日中用のマウスピースをご提案する場合もあります。

 

インプラント周囲炎を予防する方法は?

    • 歯ぎしりがある方は、インプラントの周囲組織に負担がかかりやすいため、周囲炎の予防が重要です。以下のような対策が有効です:
      • 毎日のセルフケア:適切なブラッシングとデンタルフロスの使用で、インプラント周囲の清潔を保つことが大切です。
      • 定期メンテナンス:インプラントの状態をチェックするために、定期的なメンテナンスを受けましょう。歯ぎしりによる影響が確認できた場合は、早めに対処します。
      • ナイトガードの活用:歯ぎしりによる負担を軽減するため、夜間にナイトガードを装着することをおすすめします。

 

歯ぎしりがインプラントに与える影響は大きいですが、正しいケアと対策を講じることで、インプラントを長持ちさせ、快適な日常生活を送ることが可能です。ナイトガードの活用や定期的なメンテナンス、ストレス管理を心がけることで、歯ぎしりによる負担を減らし、インプラントの寿命を延ばすことができます。加藤デンタルオフィスでは、患者様一人ひとりの状況に合わせたアドバイスを行い、インプラントを安心して使用していただけるよう全力でサポートいたします。些細なことでも気になる点がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

 

群馬県高崎市のインプラント治療専門
『加藤デンタルオフィス高崎』
群馬県高崎市八島町273 高崎ピュアビル4階
TEL:027-388-0851

 

*監修者

医療法人MSO 加藤デンタルオフィス高崎

理事長 加藤 努

*経歴

樹徳高等学校卒業。日本歯科大学 新潟歯学部卒業。

沖縄県島尻郡南大東村 村立歯科診療所 所長

医療法人 恵歯会 あしはら歯科医院 院長

医療法人 恵歯会 なかのべ歯科医院 院長

医療法人社団 朋優会 ソフィア歯科インプラントセンター 分院長

医療法人MSO かとう歯科 理事長・院長

*所属学会・研究会

日本顎咬合学会 認定医

国際口腔インプラント学会(ISOI)ドイツ口腔インプラント学会 認定医

・国際口腔インプラント協会(IDIA)認定医・専門医・指導医

インディアナ大学医学部解剖学 認定医

・インディアナ大学 インプラント研究員

日本インプラント学会 会員

日本歯周病学会 会員

 

詳しいプロフィールはこちらより

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