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2022.06.03 |
噛み合わせが悪くなると、どうなる? |
2022.06.03
噛み合わせが悪くなると、どうなる?
加藤デンタルオフィスです。
本日は『噛み合わせが悪くなると、どうなる?』というご質問にお答えします。
噛み合わせが悪くなると、インプラントそのものはもちろんのこと、他の歯にも負担をかけることとなります。
歯が欠けたり、インプラントにぐらつきが生じることがあるなど、実にさまざまな問題が浮上します。
【1】虫歯のリスクが高まる
虫歯というのは、糖を好み、それを餌として酸を出し、歯を溶かす病気です。口の中に糖が残っていると、虫歯になりやすくなるのです。
噛み合わせが悪くなると、当然、糖が残りやすくなります。噛み合わせの悪い部分は必然的にお手入れが行き届きにくくなるため、注意が必要です。
ひどい虫歯となると抜歯せざるを得ない状況にもなりますので、虫歯のリスクを軽減するためにも、定期的なメンテナンスは必須です。
【2】歯周病が悪化しやすい
毎日のお手入れが行き届いていないと、歯周病菌が繁殖して歯周病になりやすく、進行しやすくなります。
また、噛み合わせの悪さは、負担をかける歯に差が生まれるため、ダメージの大きい部分の歯肉や骨が刺激され、悪化しやすくなる可能性もあります。
【3】顎関節症のリスクが高まる
噛み合わせの悪さは、歯だけではなく、顎全体にも負担をかけます。
顎関節症になると上手く口が開けにくくなるなど、食事に制限がかかることもあります。顎への負担を軽減するためにも、噛み合わせは調整するべきといえます。
【4】噛み合わせの悪さは全身にも影響する
噛み合わせが悪いと、筋肉が硬直しやすくなります。
比較的、口腔内に近い首や肩は特に影響を受けやすく、首こり、肩こり、頭痛の症状が出ることがあります。
また、直接的に関係なさそうな、腰痛といった症状が出ることもあるため、噛み合わせを整えることは全身の健康を維持するためにも必要だといえます。
【5】自律神経の乱れ
自律神経は、頸椎に集中しているため、噛み合わせの悪さが大きく影響します。
眠さ、だるさ、立ちくらみ、動悸、息切れ、不眠といった症状は、自律神経の乱れによるものが多いため、噛み合わせの悪さが体調不良として現れることもあります。
【6】胃腸への負担が高まる
噛み合わせが悪いと、しっかりと食べ物を噛めなくなり、咀嚼機能に問題が出てきます。
良く噛まずに食べ物を飲み込んでしまうと、当然消化に影響し、胃腸に大きな負担をかけます。
胃痛や便秘といった症状に繋がることもあるため、噛み合わせのチェックを定期的に行ってください。
噛み合わせは、このように歯や口腔内以外の部分にも大きく影響します。定期メンテナンス等を通して、早く対処する心構えが大切です。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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