群馬県高崎市インプラント治療(歯を失った/噛めない)専門｜加藤デンタルオフィス

加藤デンタルオフィスです。

本日は「金属アレルギーでもインプラント治療は受けられるのでしょうか？」という質問にお答えします。

『金属アレルギーでもインプラント治療は可能なのか？』

インプラント治療に用いる金属は通常、金属アレルギーが発生しにくい種類を選んでいます。したがって、他の金属製品と比べて安全性は高められています。

しかし、これが金属アレルギーが発生しないという保証にはなりません。

様々なメーカーからインプラントが提供されていますが、その多くは主成分として「チタン」を使用しています。

チタンは人体との親和性が高く、金属アレルギーを引き起こしにくいという特性から、骨折治療の際のボルトや人工関節、ペースメーカーなどにも使われています。

『チタンを使用しても金属アレルギーは発生するのか？』

しかしながら、体に優しいチタンであっても、チタンアレルギーという形で金属アレルギーが発生することがあります。

発生率については、「0.5％～5.8％」と報告されています。

インプラントに使用されるチタン材料には微量ながら、チタン以外の金属不純物（ニッケル、クロム、パラジウムなど）が含まれています。

これらの金属不純物が引き金となり、チタンによるアレルギー反応が発生することがあります。

その結果、インプラント手術後にチタンアレルギーが発生し、インプラントの撤去を余儀なくされるケースもあります。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

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