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2022.05.08 |
インプラント治療の禁忌症 |
2022.05.08
インプラント治療の禁忌症
加藤デンタルオフィスです。
本日は「インプラント治療の禁忌症」についてお話しします。
インプラントの禁忌症だからといって、絶対にインプラント治療を行えないというわけではありません。
その病気を担当しているドクターと連携し、症状を一定以上に制御できる場合は、インプラント治療が行えるケースもあります。
そしてインプラントを受ける本人も、自分の病歴や現在かかっている病気、常備薬などについてきちんと説明することが大事になります。
では、禁忌症について詳しくご説明しますね。
【1】心臓疾患
心臓関連の疾患全般の事であり、例えば狭心症や心筋梗塞などが該当します。外科手術は心臓に負荷が及びますから、禁忌症となる疾患が含まれています。
心臓病の担当のドクターと連携できていて、病状を制御できている場合は、インプラントを実行できるケースが多いです。
【2】脳血管障害
脳に存在する血管に障害が発生することで起きる病気の総称です。
脳血管障害に関しては、運動障害や併発疾患がなければ、インプラントができるかもしれません。
【3】消化器疾患
腸、胃、肝臓などの病気も、インプラント治療の禁忌症となります。ただ、肝臓病に関しては、急性や末期など特殊なものでなければ、基本的にインプラント治療ができます。
腸や胃の病気については、薬を使うことによる影響で容体が変わるかもしれないものの、やはり内科医ときちんと連携しているのであればインプラント手術はできます。
【4】腎機能障害
腎不全や腎障害などの疾患が含まれます。腎機能障害が発生すると、傷の治癒が遅くなる可能性があるため、「オペそのものの禁忌症」であると言えます。
ただ、腎機能障害であっても、病状を制御できていればオペはできます。
【5】骨粗しょう症
骨粗しょう症だと、「埋めたインプラント」と「アゴの骨」が結合しにくくなる場合があるため、インプラントの禁忌症とみなされています。
「骨粗しょう症がどのくらい進んでいるか」によってインプラント治療ができるかどうかも変わりますが、インプラント学会もはっきりとした区分を設けているわけではありません。
ただ、いずれにせよ担当のドクターと連携を取れば上手くいきやすくなると言えます。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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