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2023.01.12 |
インプラントの仕組みや素材について |
2023.01.12
インプラントの仕組みや素材について
加藤デンタルオフィスです。
本日は「インプラントの仕組みや素材」についてお話しします。
インプラント治療を検討されている方であっても、インプラントの構造や仕組みについてはあまりご存じではないかもしれません。
今回は、インプラントについて一歩踏み込んで詳しく解説したいと思います。
まず始めに、インプラントの全体的な構成について説明します。インプラントは、フィクスチャー(人工歯根)と呼ばれるインプラントの主要部分、インプラントの土台と呼ばれる部分、そして上部構造(人工歯)の3つの部分で構成されています。
インプラントの主要部分である人工歯根は、アレルギーを起こしにくいチタン製のものが大半です。チタンは骨と結合する性質があり、骨とインプラントが一体化することで、正常に食べ物を噛むことができるようになります。
現在、人工歯根の主流はスクリュータイプで、世界中にたくさんのメーカーがあります。
インプラント体と人工歯との連結部分をアパッチメントといい、インプラント土台にあたります。患者さんの歯肉の状態や上部構造の種類によって、利用するアパッチメントの形状が決まります。
アパッチメントの機能は、インプラントの安定性に大きな影響を与えます。
上部構造の人工歯は、見た目や強度によってさまざまな種類がありますが、一般的にセラミックやジルコニアで作られています。これは、天然歯と同じような色合いを再現し、人工歯をより自然に見せるために適しているからです。
ジルコニアは、天然歯の自然な色と質感を再現することができるセラミックの一種で、主に前歯の製作に利用されます。
オールセラミッククラウンはその名の通り、全てがセラミックでできており、セラミック製の人工歯の中では最も審美性に優れたタイプです。透明感が高く、他のセラミック人工歯に比べ、より天然歯に近い見た目が特徴です。
このように、3つの構造には、それぞれ異なる種類の選択肢があります。そのため、現在の歯の状態や経済的な状況などを考慮して、自分に合ったインプラントを選択することができます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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