NEWS
お知らせ
2022.10.08 |
インプラントと骨が結合する期間の注意点とは?① |
2022.10.08
インプラントと骨が結合する期間の注意点とは?①
加藤デンタルオフィスです。
インプラントは、埋入して骨と結合するまでの期間がとても大切です。
この期間、口腔内に負担のない生活をすることで、手術した周辺の骨や粘膜等の組織に与えるダメージを軽減でき、固定を促進することができます。
この期間に大きな負担がかかり、せっかく埋入したインプラントに力が加わると、術後の回復が遅れ、定着率が低下してしまうこともあります。
今回は、インプラントと骨が結合する初期の期間の注意点についてお伝えしていきます。
『1:食生活の注意点』
インプラントは、外科手術の1つです。
傷口は縫合しますが、術後の経過を良くするためにも飲食物に気を遣いましょう。
具体的には、抜歯するまでの期間、”辛いもの”、”熱いもの”は避けましょう。
熱いものは口腔内の火傷に繋がり、傷口に負担をかけることもあります。熱いものはなるべく冷まして食べるなど、治癒するまでの期間、傷口に負担がかからないようにしてください。
近年は辛いものを好んで食べる人も多いですが、辛いものも口腔内の大きな負担となります。香辛料が含まれている食べ物は避けるなど、注意してください。
また、インプラントがしっかり固定されるまでの期間は”硬いもの”を食べないようにしてください。硬いものを噛むとインプラントも強く押され、結合中の骨に悪影響を与えることもあります。
はじめは柔らかい食事を心がけ、インプラントが定着してから徐々にいつもの食事に戻していきましょう。
『2:歯磨きの注意点』
インプラントの傷口が治癒するまでは、歯ブラシを当てないことも多いですが、仮歯が入っている場合は傷口の治癒具合をみながら、正しくお手入れしていくことが大切です。
仮歯が入っている方は、インプラント用のやわらかい歯ブラシを使用してください。
また、歯磨き粉もフッ素の含まれていないもの、刺激の少ないもの、泡立ちにくいものを選ぶのがおすすめです。
フッ素は歯に良いものとされていますが、近年、インプラントのチタンを腐食させる可能性があることも判明しています。虫歯予防や歯そのものを強くするのに有効ですが、インプラント直後はおすすめできません。
インプラント手術後のセルフケアでは、軽くすすぐ程度がおすすめなので、発泡しにくい歯磨き粉を選ぶのが重要です。
合わせて刺激が少なく、殺菌効果の高いマウスウォッシュを使用すると歯周病菌の繁殖も抑えられます。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
群馬県高崎市にある歯医者、インプラント治療なら
『加藤デンタルオフィス』
群馬県高崎市八島町273 高崎ピュアビル4階
TEL:027-388-0851